72団の歴史


72団の歴史と概要

 ボーイスカウト京都第72団が誕生するまでは、北白川より北にボーイスカウトの団がなく、洛北の方にも団を作ろうと、北白川で活動していた京都第47団の指導者や京都連盟役員の方々が、岩倉地域の皆様にご協力をいただき発団の準備が始まりました。

活動の拠点として当時岩倉せいか幼稚園(現きらら幼稚園)様のご好意で、園内に団本部を設置することができ、昭和50年(1975年)4月1日、指導者10名、カブスカウト22名で晴れて発団、ボーイスカウト京都連盟60周年の記念すべき年に活動がスタートいたしました。 

現在では、ボーイスカウト標準隊であるビーバー・カブ・ボーイ・ベンチャー・ローバーの5隊で男女のスカウトが活動しています。

各隊指導者はビーバーやカブの時からボーイスカウト活動をしてきた経験者と、スカウトの保護者、ボランティアで、無償奉仕していただいております。指導者はボーイスカウトの講習会や研修所、実習所で講習・訓練を受け日本ボーイスカウト連盟から認定を受けた有資格者です。

 ビーバー隊では月に2回、日曜日に野外ゲームやハイキングに出かけます。又ゲームや工作、野外料理なども楽しいプログラムのひとつです。カブ隊では月に2~3回の組集会と1日の隊集会が行われています。プログラムは毎月のテーマに沿って野外で行います。春と夏にはキャンプに出かけ、日頃の訓練の成果を試します。ボーイ隊では活動のプログラムも自分たちで企画し実行します。春と夏にはキャンプを行いますが、宿泊は全てテントになりますので季節を肌で感じることができます。ベンチャー隊ではボーイ隊のサポートと自主活動になります。個人プロジェクトで企画したものを実行しレポートを作成してアワード取得に挑戦します。ローバー隊では個人プロジェクトと各隊の指導者の役割を担っていただき、カブ隊やボーイ隊の隊長・副長として奉仕しています。

社会奉仕活動として緑化募金や、全国女子駅伝、車イス駅伝、大文字送り火、街頭パレード等に積極的に参加しております。

国際的な大会は2013年8月に日本ジャンボリー、2015年7月には世界スカウトジャンボリーが、山口県のきらら浜で開催され、当団からもボーイ隊やベンチャー隊のスカウトおよびサポートスタッフが、世界のスカウトと交流しました。

 岩倉地域は比叡山や宝が池公園も近く、周辺には森や林、川や田畑など、ボーイスカウト活動にとって絶好の自然環境に恵まれた地域です。学校や家庭では学ぶことができない多くの知識や技能の取得と、世代を超えた仲間との楽しい活動が、明るい未来の道筋を見出してくれます。私たちは皆さんを大いに歓迎します。